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無機材会関東支部見学会2018 報告

Tad
 2018 年12 月11 日(火)に標記見学会が開催された.見学先は、山梨大学のクリスタル科学研究センターとワイン科学研究センター。石黒支部長がかなり前に訪問して印象に強く残っていたことが発端になった.また、交流会は2017年度の見学会は時間の関係で簡単にしか出来なかったので、今回は少し豪華にやることとした。
 当日は天候に恵まれた(夜は雨の予報)。見学の参加者12 名は、10 時15 分に甲府駅に全員遅刻することなく集合した.タクシー3 台に分譲してクリスタル研へ。田中功センター長がセンターの説明をして下さいました。1962 年にそれまでの人工水晶の研究が認められて1 部門の施設として発足し、現在は2 部門(教授3,准教授3,助教3)。結晶中の原子の局所的な配列の制御と新規能開発、Ⅳ族半導体の新機能デバイス、FZ 法やソフトプロセスを用いた各種単結晶の育成・制御を限られた人数で幅広く意欲的にやっておられる事が分かった.その後、実験室を見学させて頂いたが、その途中で、建物の中庭的なスペースに移動して、全員力を貸すようにと長さ3m 強の巨大なスパナを渡された.大きなナットにスパナをかけて全員で力を合わせてようやくネジを外したところ、中から4x6x12mm の水晶の単結晶が12 ヶ出てきた.1 週間前から仕掛けてこの日のために準備して下さったそうで、各自一つずつお土産に頂き、感激と感謝.昼は、梨大の生協食堂で各自思いのものを注文して、学生さんの中に埋もれて昼食をとった.
 ゆっくりと歩いて大学の正門前の大村智記念学術館を見学。本来は休館日であったが、宮嶋准教授があらかじめ交渉して下さり、特別に開けて頂いた.隣の水晶庫も見学。総合研究棟の和田教授が作製された足踏発電を見学しながら、ワイン科学研究センターへ移動。奥田徹センター長がお出迎え.ワインセンターは戦時中、飲むワインでは無く圧電素子としての酒石酸を作るための研究をしていたとの事、最近では日本中にワインの学科が出来たものの、研究者不足で忙しくなっている現状を伺った.施設見学では、研究で仕込んだワインが一升瓶に詰められ熟成されていた。最終的にはブランデーになるとのこと.地下のワインケラーを見学して会議室に戻ってきたら、各自のテーブルに甲州の白(2017) 、マスカットベリーA の赤(2017)、カベルネソービリオンのポートワイン(1981)と1968 年のブランデーが並んでいた.奥田先生のうんちくを伺いながら楽しく、おいしく試飲.参加者もワイン好きが多く、夫々質問をして知識を得た.
 交流会は甲府駅前のワイナリー「サドヤ」で。その前にワイナイリーの見学とここでも試飲。ワイン研で熟成されたおいしいワインを飲んだ後だったのと2018 年の未熟成のワインで、見劣りがした。
 交流会には、山梨大学の田中功先生、武井貴弘先生、入江寛先生、宮嶋尚哉先生も加わって、ワイナリー併設のレストラン「レアル・ドール」で豪華に宴会。ワイン研で舌が訓練され、当初@2000 円のワインを注文する予定であったが、皆から追加料金を徴収し、贅沢にも@4000 円のワインを満喫した.なかなか楽しく、記憶に残る見学会でした.山梨大学の皆様ありがとうございました.

(文責:安田榮一)


山梨SATOYAにて

ワイナリー併設のレストラン「レアル・ドール」にて

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