平成19年度窯業同窓会総会議事録
1) 開会の挨拶 : 山岸副会長の司会、金古幹事の書記で始まった。 2) 会長挨拶 : 山内会長から下記のような趣旨の挨拶が行なわれた。 *会長を引き継いでから2年になる。窯業同窓会を活性化させるために *まず組織を整えることから始めた。全国に支部を置き、各支部と連絡を取りながら進めてきた。 *東工大に入学する学生が関東周辺の高校が多く、関東の大学になりかねない傾向がある。東工大を支援する立場からも、各地で科学技術講演会などを通じて全国展開している蔵前工業会と連携でき全国的な活動を行なえるような組織にするべく努めた。 *窯友会など大学との連携、大学の先生との連携に力を入れ進めてきた。
*まだ十分に活性化されているとは言えない。同窓会の活性化には大学の先生方の協力が重要であることを痛感した。 そのため大学の先生にバトンタッチする意味で福長名誉教授に会長をお願いした。
3) 定例前行事 3)−1物故者
2006年〜2007年にかけてお亡くなりになった同窓会会員13名の方々の紹介、冥福を祈って黙祷が行なわれた。 会 員 番 号 氏 名
194807 加藤健造 2005年7月ご逝去
194150 油田恒夫 2006年9月ご逝去
300060 渡辺昭太郎 2006年10月ご逝去
195005 島田信郎 2006年10月ご逝去
194424 美崎敬之 2006年12月ご逝去
195003 菊地 央 2006年12月ご逝去
193009 辻 常喜 2007年3月ご逝去
193602 宇野達路 2007年2月ご逝去
194405 小川基次 2007年5月ご逝去
196719 中田孝夫 2007年ご逝去(月日不明)
3)−2各賞受賞者の紹介 日本セラミックス協会進歩賞 瀬川浩代様
日本セラミックス協会優秀論文賞
鶴見敬章・掛本博文・福長脩様
3)−3優秀学士論文の表彰 優秀学士論文として下記2件の表彰が行なわれ山内会長から賞状と記念品の授与が行なわれた。 柿沼 保夫 「超高強度セメントペーストの流動性に及ぼす超微粒子と 高分子系分散剤の影響」 加茂 嵩史 「RFマグネトロンスパッタ法を用いた低抵抗SrRuO3薄膜 の作製と評価」 ( 規定により柿沼、加茂両君にはH19年度学年幹事を務めて頂くことになります)
3)−4卒業50周年記念 下記の卒業50周年(昭和32年ご卒業)の10名全員が出席され、記念品として益子焼窯元 村田浩氏作の花瓶を山内会長から贈られた。
石原 幸正 様 尾島 正男 様
大熊 奐 様 木村 健 様
古志野 稔 様 田畑 勝弘 様
西 晴哉 様 八木 琢夫 様
湧井 歳一 様 坪井 龍明 様
4)最近の学内の動き 大岡山の近況(松尾教授) *次期学長候補に伊賀健一名誉教授が決まった。任期はH19年10月24日から H23年10月23日の4年間 *グローバルCOEプログラムに5件が採択された。 *本年度から教員の名称の変更があった。 助教授が准教授、助手が助教となった。 *島岡達三展が3期に分けて百年記念館で開催中 第一期 3月26日〜5月25日 第二期 6月5日 〜8月3日 第三期 8月27日〜10月26日 *無機材料分野の人事 無機材料物性分野 和田智志助教授が山梨大学に転出(H19.3月) 集積材料分野 佐々木高義連携教授が退任(H19.3月) (連携講座) 駒林正士連携助教授が退任(H19.3月) 石垣隆正連携教授(物質材料研究機構)が就任(H19.4月) 水嶋一樹連携教授(三菱マテリアル梶jが就任(H19.4月) *田中教授から月刊「マテリアルインテグレーション」(2007年7,8月号)に東工大 無機材料工学科の特集号がでること、それに関する紹介あった。 ・エンジニアの源流―時代と世界の先端を走るーセラミックス革命―を副題として教授、准教授をはじめ若手研究者として助教、学生等本学研究者、外部研究者、政府関係者、芸術家等多くの分野の方々に執筆を依頼し、6章に分けて東工大 無機材料工学科を色々な視点から紹介した。
・9月末から10月初めに出版記念を計画している。
すずかけ台の近況(安田教授) *セラミックスのCOEである応セラ研が主催した国際会議 第一回STAC(Science and Technology for Advanced Ceramics)が国際湘南村(葉山)で5月23-25日 に開催された。来年退官する吉村教授、安田教授が表彰された。 *金属ガラス・無機材料接合技術開発拠点として東北大金属材料研究所、大阪大学接合技術研究所と共に応用セラミックス研究所が選ばれた。 *人事異動(新任) セラミックス機能部門 原 享和教授 (鯉沼先生の後任) 笹川崇男准教授(カルビネン先生の後任) セキュアマテリアル研究センター 林克郎准教授 阿藤敏行准教授 須崎友文准教授 *グローバルCOEプログラムに下記の5件が選ばれた。阪大7件、東大、京大6件、東北大、東工大5件であった。 分野 プログラム名称 拠点リーダー 生命科学 生命時空間ネットワーク進化型教育研究拠点 生命理工 濡木 理 化学・材料科学 材料イノベーションのための教育研究拠点 理工 竹添秀男 化学・材料科学 新たな分子化学創発を目指す教育研究拠点 理工 鈴木啓介 情報、電気、電子 計算世界観の深化と展開 情報理工 渡辺 治 情報、電気、電子 フォトニクス集積コアエレクトロニクス 精研 小山二三夫 *研究所再編問題:法人化に伴い省令から大学附置研究所の名前が消え、研究所は学長裁量下に入った。東工大が国立大学のモデルケースとして再編を検討したが各研究所の思惑で纏まっていない。 * 日本セラミック協会会長に安田教授が決まった。
5) 平成18年度事業報告並びに決算報告 *尾島副会長から本部の事業報告を関東支部活動報告と併せて報告された。具体的な活動として
・H18年度 総会・講演会・親睦会(H18/6/17)
・総会の反省会と本年度企画のための幹事会(H18/8/1)
・
東海支部総会。講演会・親睦会に参加交流(H18/10/27)
(会長、副会長 3名出席)
・忘年幹事会(H18/12/4)
・H19年第1回幹事会(H19/2/8)
見学会の実施(H19/3/1)(学生8名を含む30名が参加)
「たまエコセメント化施設」、「太平洋セメント 埼玉工場」
・総会準備幹事会(H19/4/20)
*
石原副会長から添付資料に従って平成18年度決算報告が行われ、承認された。
6)
会費納入の促進
石原副会長から会費納入状況の説明があった。
年会費と寄付金の費収入額がここ3年減少している。(年会費+寄付金)/人は、4千円台で変わらないは人数の減少で会費納入額が減少している。大学側と密接に協力し納入会員を増やしたい。
また蔵前カードの加入者は約2000人。蔵前カードのメリットを理解して加入するようにとの紹介があった。
7)福長新会長挨拶 次の点に重点を置き窯業同窓会活動を活発化させていきたいとの趣旨の挨拶があった。 *卒後3−20年の若手会員は、約645名(50.8%)と多くを占めている。これら若手会員の同窓会活動への参加を呼びかけたい。そのため学年幹事未決定年次の解消、メールリスト、メール連絡網を充実させたい。そのため若手の先生方、中島准教授、舟窪准教授、矢野准教授を幹事に入って頂いた。
*また会員と現役学生との交流の促進、支部活動の充実にも力を入れ、同窓会を水平的な交流、垂直型の交流の場として活用できるようにしていきたい。そのために大学の先生方をはじめ、会員の皆様の協力が必要であるので宜しくお願いしたい。
8)平成19年度予算案 石原副会長から平成19年度予算案の説明があり承認された。
9)−2各支部報告 [関東支部];本部活動と一体的に進めているので説明済み。 [東海支部];多島東海支部長の代理として清家氏から報告があった。 毎年、総会、講演会、懇親会を行なっているが本年度も11月2日の行なう予定であるとの報告があった。 [関西地区];古丸関西支部長から、「活発な活動とは言えない、午前中の会合で説明したように問題があるが同窓会を盛り上げるために頑張りたい。」との報告があった。 [九州地区];大熊支部長から「窯業同窓会の在籍者は約50名であるが窯業同窓会としては動き出せずにいる。有志3人を核に同窓会活動を始動させたい。」 との報告があった。 [中国・四国];宮崎設立準備委員長が早退のため省略。
10)役員改選 19年度役員として以下の方が承認された(下線の方が新任) 相談役:中沢三知彦、鈴木 弘茂、山内尚隆 顧 問:島岡達三、境野照雄、古賀義根、赤尾洋二、名取賢荘、 各務芳樹、宇田川重和、宗宮重行、加藤誠軌、堀江鋭二、 尾野幹也 、猪股吉三 会 長:福長 脩 副会長:古丸 勇(関西支部長)、石原幸正(会計)、大熊 奐(九州支部長)、 尾島正男(関東支部長、企画)、錦織経治、山岸千丈(総務)、 岡田 清、近藤建一、岡部淑夫(IT)、鶴見敬章 監 事:西 晴哉、武 孝夫 東海支部長 多島 容 関東支部長 尾島正男 関西支部長 古丸 勇 九州支部長 大熊 奐 東北支部設立準備委員長 吉田一栄 同副委員長 相馬隆雄 中国・四国支部設立準備委員長 宮崎陽允 幹 事:吉田一栄、宮崎陽允、塚本宏、森田直文、高宮暢一、 川村隆宏、中川 順吉、金古次雄、尾崎義治、広瀬裕二、 山田耕一郎、相馬隆雄、畠平誠一、齊藤康行、尾花 博、 緒明 博、坂井悦郎、矢野豊彦、多島 容、原 真一、 江上浩二、端山 潔、奥山雅彦、真々田忠博、渡部俊也、 中島 章、舟窪 浩、矢野哲司
なお、学年幹事については幹事会決定事項なので後日見直し、未決定の若年層を補充する予定である
以上 |