総会・講演会
平成28年5月21日総会にて、規約改正
無機材会
2016年5月23日
窯業同窓会会員各位
規約改正について(ご報告)
東京工業大学では,大教育改革が行われつつあります。その大学改革のあらすじは,昨年の5月23日の総会席上で,無機材料工学科 鶴見教授,原子炉研 矢野教授,応セラ研 若井教授より紹介がありました。大学のホームページ:
http://www.titech.ac.jp/education/reform/index.html
において,東工大教育改革の全体内容がわかります。この4月から新組織が発足しております。
窯業同窓会に関係することを,ごく簡単にまとめますと,大岡山とすずかけ台の先生方が一緒になった組織になるということになります。大学院の新入生は,これまで約30名だったのが,約80名となります。
大学の教育改革に関連し,学科の先生方から,広範囲な研究分野の卒業生を包含する同窓会組織とすると,“窯業“という領域ばかりでなく,かなり幅広い研究分野の卒業生が対象となるので,同窓会の名称を変更して欲しいという要望がありました。窯業同窓会の幹事会でもその意味を重視し,名称を検討しました。窯業同窓会も過去に,愛窯会,八日会(窯化会に通じる)など何回か名称変更の経緯もあります。幹事会では,いくつか提案されたもののうち,「幸材会」,「好材会」,「洋悠会」,「ケラモス会」を候補とし,昨年10月に同窓会の全役員にご意見を募りました。その結果,どういう分野の同窓会かわかるようにする方がよいという強い意見が何人かからあり,「無機材会」として窯業同窓会規約の改正を提案することになりました。無機材会といっても,これは何かとか,すぐわからなかったり,郵便物などで混乱も予想されますので,しばらくの間,無機材会(旧窯業同窓会)も使えるように,別に細則で定めるよう予定しております。
規約の主な改正点は,
1)第1条:会の名称変更
2)第3条,4条:会の目的に,学生支援等を入れた。
3)第5条:会員の範囲を,新組織に対応するようにした。とくに従来は教員と
あったものを教職員とした。
4)附則:準備のため,この規約は平成29年1月1日から適用するとし,
改正経歴をわかる範囲でまとめ,さらに今回の改正で「窯業同窓会」
から「無機材会」に変更したことを明記した。
以上,規約改正とくに会の名称変更について述べましたが,去る5月21日の総会において,この規約の改正が別添資料(クリックする)のように承認されましたのでここにご報告いたします。まだまだ大学の内部も未決定なことが多いようで,同窓会も影響を受けるかもしれません。これからも同窓会の運営には絶大なるご協力をいただけますようお願いいたします。
窯業同窓会会長 井関 孝善